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会社員の傍ら、真珠母貝や夜光貝を用いたアクセサリーの制作をしています。
主にその制作にかかわる日記を発信していくつもりです。

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まとめ

電動研磨ツール

年末になり、制作する暇がないため、今回の記事はツールの紹介です。

作品の仕上げ過程である研磨に使用するツールは、手磨き仕上げを
する場合、耐水ペーパーを使用します。
しかし、効率を考えれば、リューターに取り付けて回転させて
研磨するビットを使用するのがベストです。
ただし、あまりにも大きなサイズのビットを使用すると、いかに
優秀なナカニシのエスパートといえど、芯ブレを起こす可能性が
高いのです。

表層の皮むきのような研削の場合は、小型のディスクサンダーの
砥石などを使用すれば済みますが、大型のペンダントや、
原貝丸ごとを磨き上げるような作業は、専用のツールがあった方が
効率的です。

こういう場合にプロが使用する機材は、バフモーターとか
ベンチレースと呼ばれるものです。
バフは漢字で表記すれば「羽布」で、円形のフェルトや
円形の布を重ねたようなものです。
これに研磨剤を塗り、そこに対象物を当てて研磨するものです。

シルバーアクセサリーなどを制作するプロが使用するものは、
工房化している書斎の作業台には少々大きすぎ、高価すぎます。
そこで見つけたのがこちら。


FOREDOMというメーカーは、プロにも愛用者が多い、
パワフルなリューターや、紹介したベンチレースを販売する
アメリカのメーカーです。
このベンチレース、本体のサイズは150mm×127mmと
超小型ながら、1,000~7,000rpmのスピードコントローラーを
搭載するという優れもの。
近いうちに入手してやろうとたくらんでいます。

新しい相棒

最近、シェルを削るリューターのパワー不足を感じていました。
使用機種は、東洋アソシエイツの、ミスターマイスターという
シリーズの中のHP-200というリューターです。
メーカー希望小売価格 36000円で、無段変速 0~35,000 min、
高負荷によるモーターの焼き付きを防止する、オーバーロード回路
内蔵、芯ブレの少ないダブルベアリング搭載、フットスイッチを
標準で付属と、値段の割に高機能なものです。

シェルは非常に硬く、ダイヤモンドビットでなければ削ることが
できません。
削るためのトルクも必要で、ヘッドの大きなビットを使用すると、
すぐにオーバーロード機能が働き、停止してしまいます。

原貝から素材を制作するためには、切り出し、表面の石灰質を
剥いたり、真珠層を出すために表層を剥いたりと、結構な負担を
かける作業が多いのです。

そこで、以前から気になっていた、国産リューター最高峰である、
ナカニシのエスパート500を購入することにしました。

ナカニシ エスパート500
http://www.nsk-nakanishi.co.jp/industrial/mgt/espert500/

楽天スーパーセールのタイミングで、検索の結果、楽天内で最安値の
2店舗が候補に挙がり、それぞれに納期を確認しました。
A店は、約1カ月、B店は1~2か月とのことで、スーパーセール
内での決済が間に合わず、いったん購入を取りやめました。

その後、B店があちこちの仕入れ先に手を尽くして当たってくれた
らしく、納期が早まったこと、セール終了後ではありましたが、
セール価格での販売ができることなどを連絡してくれました。

顧客のために手を尽くしてくれたこと、スーパーセールと同額で
販売してくれるというその店の心意気に感じ、購入手続きをしました。
また、この店、取扱していないフットコントローラーも、他の製品で
購入申し込みしてくれれば、店舗側で変更手続きをしてくれて、
販売できるという、親身で柔軟な対応をしてくれました。
そして、購入手続き後、2日で発送の連絡があり、無事に納品
されました。
次の製作からは、トルクフルなモーターで効率よく研削作業ができます。
初代の相棒は引退させることなく、研磨専用マシンとして活躍して
もらうつもりです。

白蝶貝切断 ダイヤモンドブレード破断

素材を作成しようと、白蝶貝の原貝を切断しましたが、途中でバンドソーの
ダイヤモンドブレードが破断しました…
貝はものすごく硬いので、水をかけながらダイヤモンドブレードでゆっくりゆっくり
切断しなければならないのですが、慣れてくるとつい力が入ってしまいます。

分厚い貝を切断するため、相当に負荷がかかっていたのでしょう。
前回の購入は2012年の1月でしたから、3年半よく働いてくれました。
メーカー希望小売価格だと19000円ですが、ネットではほぼ半額で買えます。
いい時代ですね。

複雑な形状の研磨には

先ほどアップした、オープンハートのような、磨きあげるには複雑な形状の素材の場合、
このツールが非常に役立ちます。

3M スコッチ Scotch ラジアル・ブリッスルディスク リューター ルーター リュータービット ルータービット 先端工具 研磨 切削 研削【02P01Feb14】 【RCP】

価格:147円
(2014/2/9 16:07時点)
感想(9件)




曲面や複雑な凹凸部にも非常によくなじみ、想像以上に研磨力も高いです。
また、万一ディスクの羽がちぎれても、ワイヤーブラシのように刺さることがないため、安全です。
粗磨き用から、仕上げ用まで種類が揃っており、ルーターに装着して、ストレスなく磨き処理ができます。

平面的な素材なら、耐水ペーパーだけで仕上げられるのですが、複雑な形状のものを制作する場合、
これがなければ満足のいく磨きができません。
絶対にお勧めできるツールです。

整形・研磨 電動編

素材を切り出したら、デザインに基づき形を整えるわけですが、シェル素材は非常に硬いので、粗削りするにも大変です。
ツールを持っていない頃、長時間、金鋸やヤスリで整形をしましたが、見事に腱鞘炎になりました。
トライされるなら、なるべく力を入れず、急がず、焦らずやることをお勧めします。

電動ツールを使用すれば、楽に効率よくできます。
使用するものはルーターとかリューターとか呼ばれるツールです。
リューター(Leutor)は、日本精密機械工作株式会社が製造する電動切削工具のブランド名で、他社ではルーターと表記する会社が多いです。
とりあえず、ルーターで統一しときます。

DAISOにも数百円で売られていたりしますが、トルクが小さく、指で押さえても止まってしまう程度なので、シェルの研磨には全く向きません。
ヤフオクで検索すると、中国製のもので、ルーター本体とたくさんの先端工具がセットになったものが出品されています。
1000円程度で落札できるのですが、定格時間が短く、硬いシェルを成形する際には、気を付けないとあっという間にモーターが焼き付いてダメになります。

また、プロクソンやドレメルというメーカーのものが、検索でよくヒットします。
軸が細い物はモーターが小さく、結果、トルクが小さい。
軸が太い物はモーターが大きく、トルクが大きい。
シェルにはトルクが大きい物がお勧め。しかし、軸が太くて持ちにくい。
また、プロクソンは定格時間が短く、シェルクラフトには向きません。
私も1本持っていますが、ごく短い時間の作業にしか使用しません。
ドレメルはアメリカ製で頑丈ですが、結構高額であること、軸が太く持ちにくいことを解消するためには、フレキシブルシャフトを使用しなければならず、などからお勧めしません。
性能自体は十分なのですが。

安定的に長い時間の使用に耐え、削って形を出すため、回転軸のブレが少ない物が必要で、これくらいのものであれば、後悔しなくて済むはずです。



東洋アソシエイツのミスター・マイスターというシリーズのものは、値段の割に性能が高く、回転を逆回転させる機能が備わっていたり、35000回転までと回転範囲が広かったり、フットスイッチが付属していたりと、自信をもってお勧めできるものです。

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