こちらは
夜光貝のキビナゴ筋部分を使用した
ペンダントです。
キビナゴ筋とは、夜行貝のコブの部分にできるもので、表層を削り落としていくと輝きがラインになって現れる部分のことを言います。
宝石で言えばキャッツアイなどに見られる、光の筋と同じような感じです。
キャッツアイ効果とか、シャトヤンシーと呼ばれる、この光の筋は、内部で反射された光が宝石の外部に集まって、線条(白い光の帯)が出現するという原理なのですが、
夜光貝に現れるキビナゴ筋も同様の原理によるものかどうかは、調べてもわかりませんでした。
夜光貝でルアーを制作するうえでは、このキビナゴ筋は釣果が期待できる部位だそうですが、あの大きな
夜光貝でも、それほどたくさんのキビナゴ筋が取れるわけではなく、希少な部位と言えます。
この作品では、
夜光貝らしい、柔らかなアイボリーの輝きと、そこに潜むグリーンやピンクの輝きは見られるものの、正面から見た場合、光の筋の出方が残念ながらあまりはっきりしていません。
角度を変えればはっきりわかりますが、
ペンダントにした状態では、少々わかりにくいかもしれません。
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テーマ : ハンドメイドの作品たち - ジャンル : 趣味・実用
tag : 夜光貝 ペンダント
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